頑張れ鈴木歩六段!
週刊「碁」の編集者である小瀬村尚久氏のtweetを見て、女性棋士の鈴木歩六段が棋聖戦最終予選の最終戦に進んだことを知った(こちらをご覧下さい)。
囲碁を知らない方の為に少しだけ書くと、棋聖戦というのは囲碁界最高のタイトルで、棋聖位を獲得するには棋聖に対して7番勝負で勝ち越さなければならないが、挑戦者になるにはリーグ戦で最高成績を挙げなければならず、そのリーグには12人しか入れず(囲碁棋士は日本棋院と関西棋院合わせて440人程度)、そのリーグに入るためには予選を勝ち抜かなければならない(こちらを見ていただければ棋聖戦リーグに入ることが如何に大変か理解してもらえると思います)。鈴木六段はそのリーグ入りまであと1勝に迫ったのである。
過去女性棋士がトーナメントで挑戦者を決定するタイトル戦の本戦に進出したことは過去数例ある。しかしリーグ戦で挑戦者を決める棋聖戦、名人戦、本因坊戦(三大タイトル)のリーグに女流棋士が入った例は過去にない(三大タイトルの最終予選に残ったことも今回を含めて2回しかないとのこと)。囲碁は、男女が基本的に対等に戦える数少ない競技の1つだが、それでも一流男性棋士の壁は厚いのだ。
私が、鈴木六段に興味を持ったのは、彼女の碁における読みの深さと切り込みの鋭さにひかれたのと、彼女の母上の手記(大学同窓会の会報で読んだ。彼女の母上は私の大学の先輩である)を読んで感動したからである。
相手は河野臨九段。かつては七大タイトルの1つである天元位を防衛したこともある超一流棋士の1人である。大変な相手だが頑張って欲しい。
囲碁を知らない方の為に少しだけ書くと、棋聖戦というのは囲碁界最高のタイトルで、棋聖位を獲得するには棋聖に対して7番勝負で勝ち越さなければならないが、挑戦者になるにはリーグ戦で最高成績を挙げなければならず、そのリーグには12人しか入れず(囲碁棋士は日本棋院と関西棋院合わせて440人程度)、そのリーグに入るためには予選を勝ち抜かなければならない(こちらを見ていただければ棋聖戦リーグに入ることが如何に大変か理解してもらえると思います)。鈴木六段はそのリーグ入りまであと1勝に迫ったのである。
過去女性棋士がトーナメントで挑戦者を決定するタイトル戦の本戦に進出したことは過去数例ある。しかしリーグ戦で挑戦者を決める棋聖戦、名人戦、本因坊戦(三大タイトル)のリーグに女流棋士が入った例は過去にない(三大タイトルの最終予選に残ったことも今回を含めて2回しかないとのこと)。囲碁は、男女が基本的に対等に戦える数少ない競技の1つだが、それでも一流男性棋士の壁は厚いのだ。
私が、鈴木六段に興味を持ったのは、彼女の碁における読みの深さと切り込みの鋭さにひかれたのと、彼女の母上の手記(大学同窓会の会報で読んだ。彼女の母上は私の大学の先輩である)を読んで感動したからである。
相手は河野臨九段。かつては七大タイトルの1つである天元位を防衛したこともある超一流棋士の1人である。大変な相手だが頑張って欲しい。
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